こんにちは、山崎エバー整骨院の古川です。

数回に分けて、「お風呂の正しい入り方」について発信します。

お湯の温度「41~44度は危険で身体に良くない

お風呂に入る目的は、体をキレイにすること以外に、体を芯から温め、心身共にリラックスさせ、睡眠の質を高めることにあります。

つまり、人間の本来持っている、寝て起きたら回復するという、「自己治癒プログラム」を正常に働かせるためです。

ですが、「高温浴」(41~44度)では自律神経の「交感神経」が刺激されて睡眠の質が低くなってしまうばかりか、血圧や心拍数が急激に上昇し、体への負担が大きくなってしまいます。

さらに、「高温浴」の怖いところは、血液は粘り気を帯びてくるので、血液がドロドロになり、血管が詰まりやすくなります。

実際に、脳梗塞や心筋梗塞などの原因になったりしていて、年間で3万人の方が亡くなっています。

このようなことから、人間にとって、理想的なお風呂の温度は37~40度の「微温」といわれています。

微温で、20~30分程ゆっくりとお湯に浸かれば、自律神経の「副交感神経」が刺激され、心身共にリラックスした状態を感じることが出来ます。また、血液粘度も低下し、血液もサラサラになります。そうすることで睡眠の質が高くなり、「自己治癒プログラム」が正常に働きだします。

季節的に、今はシャワーだけで済ます方が多いと思いますが、湯船にゆっくり浸かることで結果的には夏バテ対策にもなりますよ。

是非、「微温」で20~30分浴を試して下さいね